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ありえない信濃町通信

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野尻湖の景色が、移住のきっかけ。東京人の僕が見た、信濃町の魅力とは

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野尻湖の景色が、移住のきっかけ。東京人の僕が見た、信濃町の魅力とは

こんにちは! 株式会社LIGの野田クラクションベベーです。

自分は東京で生まれ、東京で育ち、田舎暮らしとは無縁の生活を送ってきましたが、2018年11月から信濃町に移住しました。

これまでは、アメリカ横断や日本一周、お遍路、ラッパー活動など、さまざまなことにチャレンジし、ものすごいスピードで変化する毎日を過ごしてきました。刺激も多く、そんな生活のなかで「なんとかする力」を身につけられたと感じています。

そんなときに一度立ち止まり、「本当にやりたいこと」を見つめ直してみたら、大好きな「サウナ」を仕事にしたいと思ったんです。

誰にでも、一生忘れられない思い出や味、景色や体験などがありますよね。自分にとっては、それがサウナだったんです。

単純に気持ちいいということもありますが、サウナに救われた経験が大きいと思います。

お遍路をしていたときのことです。

1日20〜30キロメートルほど歩くのですが、毎日野宿でお風呂には3日入れないこともよくありました。そんな精神的にも体力的にも追い込まれているときに、たまたま立ち寄ったスーパー銭湯でのサウナの後、「水風呂」に入ったんです。すると、日焼けで火照った肌がクールダウンされていき、全身がグッと引き締まり、脳がパァ~と開放されるんですよ……。

これまでの疲れなどが全部吹っ飛んで、全てを浄化してくれる感覚に幸せを感じました。そして、この良さを多くの人に伝えていきたいと思ったんです。

そして「信濃町」へ移住。

信濃町を選んだ理由は、野尻湖の美しい景色。そして、このロケーションであれば趣味の「サウナ」を新しい形で提供できるという可能性を感じたから。

本場フィンランドへサウナの勉強をしに行ったときのこと。現地では日本のサウナと違って、サウナで体を温めた後、水風呂の代わりに湖や海に入るんです。これまで体験したことのない感覚がありました。

野尻湖のようなロケーションならそんな体験も可能じゃないか!? と思い、信濃町に移住して株式会社LIGが運営するゲストハウスLAMP野尻湖で働かせてもらうことになりました。

移住して2カ月が経ち、東京にいた頃とは生活が大きく変わりましたが、最高の日々を過ごしています。

今回は、そんな僕が感じた信濃町の良いところをご紹介しましょう。

2カ月住んで感じた信濃町の良いところ

早朝の野尻湖がいつもきれい

僕が移住を決めた理由のひとつ、野尻湖。

毎朝、野尻湖を見ながら出勤できるので、心が癒やされます。冬の時期には、野尻湖から蒸気霧が立ち上り、温泉みたいに見えるんですよ〜。

東京では、満員電車に乗って会社に着くとヘロヘロ……という状態だったのが懐かしいです。

「地場産品 直売所 いっさっさ」の野菜が安すぎる

おいしい野菜が安く買えるのは嬉しいですね。売り場には野菜を使った「簡単レシピ」が掲示してあって助かる!地味に嬉しい。

長野市が意外と近い

車で長野市に行くことが多いのですが、県道37号線(通称坂中)を通れば、40分ほどで着きます。

電車を使っても40分ほどなので、交通の便で不満を感じたことはまったくないですね〜。むしろ、いい意味で信濃町は夜になると「寝る」か「ご飯を食べる」ことくらいしかやることがないので、お財布にやさしいです。

スキー場がすごく近い

信濃町に移住してからスノーボードを始めたのですが、スノーボードやスキーを好きな人が、信濃町に移住する理由がわかりました。

だって、車で30分圏内にスキー場が5つほどあるんですよ!? 朝起きて、すぐにスキー場へいけるんですよ!!

午前中がっつり滑って、温泉入って、ご飯食べて……で、時計を見るとまだ17時! って、最高すぎません? いつも楽しい休日を過ごしています。

黒姫物産センターが面白い

黒姫物産センターは、国道18号線沿いにある信濃町観光の拠点となる施設。信州のお土産や信州打刃物を販売していたり、おいしいお蕎麦が食べられたりします。でも、それだけじゃなくて、

こんなお面や、

いつ使うんだろうという舵輪などが売っています。本当になんなんだろう。でも、すごく面白い場所なので、ぜひ立ち寄ってみてください!

生鮮食品などを取り扱っている「第一スーパー」の店内アナウンスがサ◯エさんすぎる

生鮮食品などを取り扱っている第一スーパー。その店内アナウンスの声がサ◯エさんそっくりで、なぜかホッっとします。サ◯エさんと関係あるのかどうか……は、また別の機会に取材したいです。

東京と比べて気になるところ

虫が多い

自然豊かな場所だからこそ、虫が多いというのが少し悩みですね。いま住んでいるのは古い家のため、隙間が多くカメムシさんたちが続々と入ってくるんですよ。気持ち悪くはないんですけど、潰すと強烈な匂いを放つので……。ただ、年によってはあまり出てこないこともあるようです。

車にお金かかる

「車」がないと何かと不便です。というか、ないと厳しいです。車を維持するには車検代、保険代、ガソリン代、高速代など、意外とお金かかるので、要注意です。あと、雪国は四駆じゃないと意味ないです! 絶対四駆!

まとめ

ご紹介したとおり、信濃町はとてもいいところです!

僕自身の生活リズムも変わりました。

近所に外食できる店が少ないという理由もありますが、自炊するようにもなったし、車社会なのでお酒を飲む量も減ったし、東京に比べて出勤時間が早まったこともあり、早寝早起きになりました。

また、仕事終わりに温泉に行ったり、本を読んだり、映画を見たり……と時間を有意義に使えるようになったと思っています。

もちろん、都会のようになんでもあるわけではありません。でも、何にもないからこそ、心が豊かになる秘訣がいっぱい詰まっています。都会に行きたいなら、長野へも車で行けるし、ちょうどいい場所なんじゃないかな〜、と。

そんな魅力あふれる信濃町でお待ちしています!

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