ARTICLE
ありえない信濃町通信

TOP > ありえない信濃町通信 > 【イベントレポート】東京開催「セカンドキャリアから考えるこれからの自分の生き方」

【イベントレポート】東京開催「セカンドキャリアから考えるこれからの自分の生き方」

イベント

【イベントレポート】東京開催「セカンドキャリアから考えるこれからの自分の生き方」

2024年2月18日(日)長野県信濃町に移住して新たなキャリアを歩んでいるゲストを招いて、「セカンドキャリアから考えるこれからの自分の生き方」を東京にて開催しました。

申込みは満席御礼、当日も大いに盛り上がったイベントの様子をレポートします!

会場は+NARU NIHONBASHI

今回の会場は東京・日本橋にあるオープンスペース+NARU NIHONBASHI。
二面ガラス張りの開放的な空間で、堅苦しくなく、ざっくばらんな交流を目的とした今回のイベントにぴったりでした。

当日のモデレーターは、+NARU NIHONBASHIのスタッフである田村 結奈さんに務めていただきました。

また、今回の参加費はドネーション形式で、参加者に自由に料金を決めていただきました。
集まった参加費は2万円。こちらは全額、信濃町の姉妹都市である石川県能登町への災害支援金として寄付させていただきます。

大切にしたい価値観について考えてみるワークショップ

イベントは「価値観ワークショップ」からスタート。

ワークシートに並ぶ約70個のキーワードの中から、自分が直感的に惹かれるものに丸をつけていき、最終的に5つのキーワードに絞る、というもの。「向上心」「地位」「お金」など仕事に関連する単語もあれば、「暮らし」「家族」「地域」など生活に関連する単語も。

5つのキーワードに絞ったら、自分の価値観を表す一文をつくって、近くの参加者とお互いにどのような内容になったかを共有してもらいました。

人によって全然違う内容になるのはもちろんですが、意外な人同士が似たような内容になっていたりもして、会場は大盛り上がり。自分の価値観を分析することができ、さらに周りの人のいろんな価値観を知ることができるいい機会になったと感じました。

トークセッション1「キャリアの転換期・分岐点」

次に、ゲスト2人をお呼びして「キャリアの転換期・分岐点」というテーマでお話をしていただきました。

ゲスト1人目は、2022年に東京から信濃町へ移住した池田亜紀子さん。東京で10年ほど会社員として勤めたあと独立し、自然に寄り添った商品を取り扱う店「siki」を2020年にオープン。移住に伴いお店も移転し、信濃町の古間商店街でご近所との交流を楽しみながらお店を続けておられます。

池田亜紀子さん

もうひとりのゲストは、豊瀬正彦さん。30年以上勤めた大手電機メーカーを早期退職し、2021年に東京から信濃町へ移住。農業に挑戦しながら、自治体活動に積極的に参加し、地元の仲間とともに地域づくりにも関わっておられます。

豊瀬正彦さん

そんなお二人には、長く勤めた会社を退職したときの想いや決意、地方移住を考えはじめたきっかけや課題の乗り越え方、新しい環境との向き合い方などをお話いただきました。

池田さんも豊瀬さんも共通していたのは、悩むことも大事だけれど、最終的にキャリアチェンジを決断するには勢いも必要だということ。タイミングを逃さずに挑戦したことが、今のキャリアに繋がっていると話しておられました。

地域との関わり方については、池田さんは移住者だけで固まらないことを意識していると言い、商店会に所属するなど、できるだけ地元の人との関わりの機会を持つようにしているとのこと。豊瀬さんは、移住当初は自治会の活動にすべて参加し、地域の人に顔を覚えてもらうように努力したそう。その結果、農地を貸してくれる方と出会うことができたというお話しがありました。

参加者からあがった「『移住』と『引っ越し』の違いは?『移住』というとハードルが高く聞こえる」という質問に対しては、池田さんは、自身が幼い頃から引っ越しをすることが非常に多かったという話に触れながら、「引っ越しとは比較的短期的なもの。移住はその地域に住み着く、長期的に根をおろすこと」という考えを持っていることを教えてくれました。豊瀬さんは「どんな場所であろうと、移住をしようとする必ず何かしらの課題が出てくる。そこで立ち止まらず、自治体や周りに相談したり、今できる勉強を始めてみたりするなど、行動を起こすことが大切」とも話していました。

ティーブレイク

次のトークセッションとの間のブレイクタイムには、信濃町から持ってきたお茶とお茶うけを参加者の皆さんにお味見していただきました。

お茶は信濃町にある企業、黒姫和漢薬研究所のえんめい茶と和紅茶。お茶うけは野尻湖沿いのお店EN BAKERY 39!のパン各種。EN BAKERY 39!の店主谷口さんも、信濃町へ移住してセカンドキャリアを築いている一人ということでご紹介させていただきました。

谷口さんのインタビュー記事はこちら↓

トークセッション2「理想の人生のつくり方と信濃町という選択肢」

休憩で小腹を満たしていただいたあと、後半のトークセッションスタート。

トークゲストは前半に引き続き池田亜紀子さんと、大企業2社、中小企業1社を経て信濃町へ移住し、半農半IT、そして大好きなスノーボードが満喫できる暮らしを実現した飯田和馬さん。

飯田和馬さん

「あなたにとって理想の人生とは?」という難しいテーマについて、飯田さんはこのイベント前からずっと考えてくださっていたそう。「結論がでました!」という飯田さんの答えは、「自分がやりたいことを選択する人生」。誰かに指示されて物事に取り組むのと、自らそれに取り組みことを選ぶのでは、モチベーションや楽しさが全く違う。自分が楽しいと思うこと、本当にやりたいと思うことに向かって、自分の気持ちに正直に選択をしていくというのが、飯田さんにとって理想の人生なのだと教えてくださいました。

また、地域への溶け込み方について、飯田さんが移住当初に行っていたというユニークな方法は、自分が得意なこと、興味があることを書いた自己紹介チラシをつくって会う人に配るというもの。チラシに「農業をやりたい」と書いてあるのを見て、農地や農機具を貸す、という方から声をかけてもらったり、「消防団に所属している」と書いてあるのを見て、地域の方から感謝やねぎらいの言葉をもらうことがとても多く、人から人へと紹介されて、数珠つなぎ的に知り合いが増えていったそうです。

参加者にも飯田さんのチラシが配られ、皆さん興味津々の様子で内容に目を通しておられました。

池田さんはお仕事柄、仕入れ先やお客様など地域の方と関わる機会が多いということを前提にはしながらも、東京に住んでいたときから隣近所とのコミュニケーションを大切にしていたというお話を聞かせてくれました。日頃からあいさつ以上のコミュニケーションがとれていれば、なにかあったときに助け合える関係ができる。それが日々の暮らしに安心感を与えてくれると話しておられました。

町長による信濃町紹介タイム

今回のイベントには信濃町の鈴木町長も同席し、町長自ら信濃町の特徴やアピールポイントのご紹介がありました。

今回のイベントで一度信濃町に実際に行ってみたい!と思ってくださる方が一人でもおられたら嬉しいなと思います。

野菜ジェラート片手に交流会

最後のフリータイムでは、参加者もゲストも職員も垣根なしで自由に交流。

お話のお供に、信濃町のもろこし街道に2022年オープンしたチェントットジェラートから、野菜ジェラートをご用意しました。

参加者の方からお話を伺うと、地方移住を検討中の方、地域との交流に興味がある方、キャリアチェンジを考えている方など参加の動機は様々。途中参加や途中退場はありましたが、合計で28名の方に会場にお越しいただきました。

最後は「やるぞ!」ポーズで集合写真!

ご参加いただいた皆さんありがとうございました!

ライター よしし

兵庫県出身。2019年に信濃町に移住してきました。仕事の空き時間を見つけては野尻湖に浮いたり、森歩きをしたり、愛猫4匹とゴロゴロしたりするのが至福です。

\こんな記事も読まれてます!/