ありえない、仕事
【保育士募集】移住者保育士が教えてくれた、いなかまちの保育園の「ちょうどよさ」とは
四季折々の表情が楽しめる、広大な自然に囲まれた信濃町では、自然を楽しんでいるのは大人だけではありません。子どもたちも自然と触れ合いながら成長しています。
信濃町には４つの保育園がありますが、そのすべてが長野県の自然型保育「信州やまほいく」の認定を受けており、信濃町の自然環境を活かした活動を通じて、子どもが潜在的にもっている力を引き出す保育をおこなっています。
山と森の保育園で働く仲間を募集中
そんな信濃町では、現在保育士を募集しています！
信濃町の保育園で働いている先生は、町内はもちろんのこと、町外から来られている方もたくさんいます。今回取材したあらい先生も町外出身者のひとり。
以前は町外で働かれていたというあらい先生に、 いなかまちでの保育のお仕事と、生活について聞かせてもらいました。
今回インタビューをした方
保育をゆっくり考えることができる環境
――信濃町で保育士さんになられて今どれぐらいですか？
今年で３年目です。信濃町にある夫の実家で、町民向け広報誌を見ていたら、たまたま保育士の募集を見つけて応募しました。
――以前は長野市で勤務されていたそうですが、信濃町の保育園にはどんな特徴があると思われますか？
子どもの人数がちょうどいいと感じています。先生の人数に対して子どもの人数が多すぎないので、ひとりひとりをゆっくり丁寧に見ながら、子ども自身がやりたいということをさせてあげることができるようになりました。
以前働いていた園は子どもの数が多かったので、「今日はこれをしましょう」とみんなで同じことをやることが多かったんです。同じ年代のクラスが何クラスもあったので、他のクラスともやることを合わせていました。
信濃町では、保育をゆっくり考えることができて、「この子はこれに興味があるんだな」「じゃあこれをやってみよう」 と、子どもの興味をどんどんのばしてあげられるような働きかけができるようになったと思います。
――今は子どもたちとどんなことをしていますか？
虫などの生き物に興味をもつ子が多いので、園内で生き物を育てています。 信濃町は周りに自然がたくさんあるから、子どもたちがよく生き物を見つけてくるんですよね。
最近だと、かねちょろ（※下写真参照）を育ているんですけど、そのかねちょろが卵を産んで、かねちょろの赤ちゃんができたんです！わたし自身もはじめて見たので、ちゃんと卵から赤ちゃんが出てきて感動しました。
子どもたちが自分で育てたいって言って、ちゃんと大切にして。そういう生き物とのふれあいが、子どもたちの優しい心を育むのに繋がっていると感じています。
――働きやすさはどうですか？
先生同士なんでも話せる関係で、園長先生にも相談がしやすくて、とても働きやすいです。
休憩時間があるので、先生みんなでおしゃべりしたりしながら、ほっとできる時間があるのもいいです。以前の幼稚園とかだと、一日中バタバタして休憩がとれないこともあったので。
――今年の8月に信濃町に引っ越してこられたばかりだとのことですが、信濃町での生活はいかがですか？
やっぱり自然豊かで、いいところだなって。夏場は涼しくていいなと思いました。これからはじめての冬なので雪が心配ですが…。家の周りの除雪を頑張ろうと思っています！（笑）
あと、信濃町はお買い物できるところが少ないので、ちょっとしたものがほしいときにすぐ手に入らないことはありますね。でも長野市まで買いに行ったりしているので、そこまで困ることはないです。
――最後に、未来の信濃町の保育士さんにメッセージをお願いします。
信濃町は本当に自然豊かなので、子どもがのびのびとしていて、ゆったり保育ができる環境です。
保育士としての経験がある方はもちろんですが、経験がない方でも、ご自身の強みを生かして活躍していただけると思うので、ぜひ来てください！
経験やスキルを生かして移住を実現しませんか？
縁もゆかりもないいなかまちへの移住はとても勇気がいることだと思いますが、都会とはまた違った生活や保育の形に刺激を受けることも多いはず。
お住まい探しやその他生活面で不安なことなども、町の職員がお話を伺いながらサポートしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
応募要項
● 職 種 正規職員、会計年度職員
● 資 格 保育士
● 勤務地 信濃町内
● 給 与 お問い合わせください
● 待 遇 交通費支給 社会保険完備等
● 休 日 週休2日 夏季休暇 有給休暇
● その他 住宅については、ご相談ください
【問い合わせ】
信濃町教育委員会
TEL：026-255-5923 (担当 酒井・海口)
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