ありえない、住まい
【イベントレポート】信濃町で働く×暮らす移住セミナー in大阪
2020年2月2日(日)大阪にて、長野県信濃町での働き方と暮らし方をご紹介する移住セミナーを開催しました。
地方移住を考えたときに、疑問として浮かび上がるのが、
「田舎って仕事あるの?」
「移住者はどんな働き方をしているの?」
今回はそんな疑問にお応えするべく、昨年信濃町に移住し、一般企業で働いていらっしゃる田中さん夫婦をゲストに迎え、移住前・移住後の生活の変化について話していただきました。
信濃町ってどんなところ?
実は関西からの移住者が多い信濃町。
もしかして、大阪でも結構名前が知られているのかな、なんて淡い期待を持ちつつ、冒頭で質問!
「信濃町に来たことがある人~?!」
シーン…。
来たことがあるどころか、信濃町のことを知っている人は少数でした。
(にもかかわらず、興味を持って足を運んでくださった参加者の皆さんには感謝しかありません。)
ということで、まずは信濃町の概要・特徴について紹介をさせていただきました。
今年は暖冬で雪が少ないといえども、やっぱり雪の話は避けて通れません。
この写真↓をお見せしたところ、会場からは静かなざわめきが起こっていました。
雪の多い信濃町の冬は“凛とした静けさ”がある、という係長の話に納得したように大きくうなずく参加者の姿も見られました。
信濃町の仕事って?
次に、信濃町の移住者の様々な働き方をご紹介。
①就農
地方創生に興味を持ち、大阪から信濃町に移住して農業に取り組んでいる方
②起業
より静かな環境を求めて、長野市から信濃町に移住し、美容室を開業された方
③ペンション継業
閉業したペンションを買い取り、ペンション名をそのまま引き継いで営業を始められたご夫婦
④公務員
長野県入庁を機に、埼玉県から長野県へ移住するも、信濃町で暮らすために県職員から町職員に転職した方
そして最後に
⑤一般企業へ就職した方
として、ゲストの田中夫妻にお話をしていただきました。
ゲストトーク 信濃町で理想の暮らしに近づいた
田中夫妻は、2019年夏に信濃町に移住。
大阪出身の良さんと山形出身の朱里さんは、お二人とも仕事の関係で秋田県にお住まいでしたが、残業や出張が多くて自宅で過ごす時間が少ない上に、今後全国転勤の可能性があり、「このままでいいのか」と考え始めたそう。そして「自然の近くで仕事に忙殺されない豊かな暮らしがしたい」という思いに至り、全国の中で住んでみたいところをピックアップし、転職活動を始められたそうです。
その後、転職エージェントを介して良さんの就職先が決まり、その職場へ通いやすい場所で家を探していたところ、信濃町の飲食店で出会った町職員と意気投合。その職員に紹介された物件を気に入り、朱里さんの就職先も信濃町で決まっていたことから、お二人で信濃町に移住されたというお話でした。
お二人が信濃町に移住して良かったことは、ずっと念願だったペットと暮らす生活が手に入ったこと。残業が格段に減り、住環境が整ったので、保護犬を迎えて一緒に暮らすことができるようになったそうです。
また、散歩を楽しめる自然や、無料のドッグランがすぐ近くにあり、ペットを通じて知り合いの輪が広がったと話していました。
朱里さんは、ハローワークや転職エージェントを使って、お仕事を探されたそうです。田舎でも、探せば仕事は見つかるんですね!。
信濃町の味覚を囲んで交流会
ゲストトークの後は、ゲストも席に加わっていただいて、自由にお話をしていただく交流タイムに。
信濃町から持ってきたルバーブジュースやブルーベリーのお菓子などを味わっていただきながら交流するうちに、どんどん参加者同士の会話も深まっていきます。
移住を考えている理由や今の暮らしについてのお話をし合ったり、「これってどうなんですか?」と信濃町の生活についてのご質問もたくさん挙がって盛り上がっていました。
帰り際には、「信濃町行ってみたいです」「いろんなお話を聞けて楽しかったです」など、とても嬉しい感想をいただくことができました。
今回の参加者のお話を聞いていると、登山が好きで、長野県内への移住に興味があるという方が大変多かったです。
北信五岳と呼ばれる山々に囲まれている信濃町は、登山を楽しむ拠点としても大変人気があるんですよ!
信濃町がどんなところか気になってきた方、実際に見に来てみませんか?
まずは「ふるさと移住体験施設」利用しての移住体験がおすすめです。
信濃町総務課定住促進係
移住に関するお問い合わせは以下までご連絡ください
TEL:026-255-1007